病気やケガをすると,いろんな悩みが出てくる。例えば,医療費の支払いのこと,仕事のこと,家族に負担をかけなければならないことなど。そうした悩みを本人や家族から聞き,一緒に解決法を考えていくのが医療ソーシャルワーカーの役割だ。健康なときには,なかなか病気やケガをした場合のことなんて考えないもの。それだけに,役に立つ制度やサービス,用具などがあっても気づかないことが多い。それらを紹介することも多い。医療ソーシャルワーカーは,医療と福祉の橋渡し役といっていいだろう。
向くタイプ
相手の立場で考えることができる
誠実である
忍耐力がある
関連資格
医療ソーシャルワーカーになるには
病院などの医療機関に就職する。福祉について学んだ人が採用されるケースが多い。
こんな声も
患者さんやその家族と,一緒に悩み,悲しみ,喜ぶことができる人に向いています。