大多数のパイロットは，航空会社に勤め，航空機を操縦して，乗客や貨物を目的地まで安全に運航する役割を担っている。ほとんどの場合，機長と副操縦士の二人で役割を分担するんだ。飛行中，機長は操縦を行うとともに，他の乗務員を指導・管理する。副操縦士は航空管制官と連絡を取りあったり，飛行計器を確認したりするんだ。副操縦士になるまでに約5年，機長になるまではさらに10年以上かかるとされる。年収が高いことでも知られている職種だけど，道は険しい。

向くタイプ

航空大学校に入学して，航空会社に採用されるコースと，一般大学を卒業後，航空会社に就職して，自社養成パイロット制度に採用されるコースがある。

関連資格

定期運送用操作士（国家資格）※国内線や国際線の定期航路の航空機を機長として操縦する場合等に必要となる。
事業用操縦士（国家資格）※航空会社で副操縦士として航空機を操縦する場合に必要となる。

パイロットになるには

判断力がすぐれている
冷静沈着である
集中力がある

こんな声も

身体検査，語学能力の試験，無線免許など，数多くの難関があります。頑張って挑戦してください。