コンピュータシステムを導入しようと考えたお客様から詳しく話を聞き,要望をかなえるシステムの開発・設計を行う。設計に関しては,自ら手を動かすよりも,作業を行うプログラマーたちをうまくリードしていくことが多いんだ。納入してからの維持管理も担当する。また,パッケージソフトなどの企画商品を手がけることもある。すぐれたシステムを開発するには,スキルだけでなく,ひらめきが必要だ。お客様とシステムの内容や納期,予算などに関して打合せすることも多いので,一般に思われているよりも人と接する能力が求められるんだ。
向くタイプ
コンピュータに関心がある
論理的に思考できる
向上心がある
関連資格
国家資格であり,12に区分された情報処理技術者資格が代表格。下位から2番目の基本情報技術者はベーシックな能力がある証となる。民間資格も多数ある。専門分野の実力を証明する資格を取得することで,仕事のチャンスが広がるケースも多い。
システムエンジニア(SE)になるには
大学や専門学校などで専門知識を学んだ後,IT関連企業などに就職するのが一般的。
こんな声も
プログラマーをまとめあげるリーダーシップが求められます。人と接するのが苦手ではちょっと大変かも。
大きなシステムの入れ替えは企業が休みの日に行われることが多い。ときにはゴールデンウイーク返上なんてことも。