赤ちゃんからお年寄りまで，あらゆる人々が健康に暮らすことができるようにさまざまなお手伝いをすることが，保健師の役割。とりわけ予防に重点を置いている。近年，医療費を抑える意味から，病気の予防を重視する傾向が強まっていることや，高齢者が増加していることから，保健師の需要はいちだんと高まっているんだ。保健所等に勤務して，地域の人々の健康相談にのる「地域の保健師」，企業に在籍して従業員の健康管理を行う「産業保健師」，学校に在籍して生徒や教職員の健康管理行うといった「学校保健師」などにわかれるよ。

向くタイプ

健康に関心がある
コミュニケーション能力が高い
思いやりがある

関連資格

保健師（国家試験）※必須

保健師になるには

看護系大学か保健師・看護師統合カリキュラムの専門学校（共に４年）を卒業し，保健師国家試験の受験資格を得る。もしくは看護系短大，看護系専門学校（共に３年）を卒業し，その後，保健師養成施設や看護系短大の専攻科（共に１年）を卒業して，保健師国家試験の受験資格を得る。

こんな声も

保健所で働くには公務員試験に合格しなければならないので，しっかり勉強する必要があります。