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職業イメージ
裁判官

裁判所に持ちこまれた争いごとを,法律にのっとって,判決を下す。例えば,国家が罪を問う刑事事件(窃盗・傷害・脱税など)の裁判では,被告が有罪か無罪かを,検察側・弁護側双方の意見を聞いて審査し,有罪の場合は検察官の求刑に判断を下すんだ。「すべて裁判官は,その良心に従い独立してその職権を行い,この憲法及び法律にのみ拘束される」と憲法に明記されているように,裁判官はどのような機関からも干渉されない存在なんだ。人間の運命を左右する仕事だけに,責任は極めて重い。

向くタイプ

正義感が強い
意志が強い
論理的思考力がある

関連資格

新司法試験 ※「なるには」を参照

裁判官になるには

2006年にスタートした新司法試験に合格(※法科大学院修了5年以内に3回の受験が認められる)し,1年間の司法修習を終えた後,最終試験に合格し裁判所の面接を受け,まず判事補として地方裁判所などに勤める。

こんな声も

裁判官が切る黒い服には,「どのような色(意見)にも染まらない」という決意が示されています。