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職業イメージ
家庭裁判所調査官

家庭裁判所調査官は,家庭裁判所に勤め,裁判官の命令に従って,必要な調査等を行う。職場は,家事部と少年部に分かれている。家事部で扱うのは,家庭内の問題。具体的には,離婚・遺産相続,児童虐待などだ。当事者や関係者から事情を聞いて,事実を明らかにしていく。少年部で扱うのは,14歳以上20歳未満の少年の犯罪等。非行を犯した少年や周囲の人間の行状や経歴,素質を調べ,非行原因を究明していく。いずれも法学・心理学・社会福祉学・教育学・社会学などの知識が欠かせないんだ。

向くタイプ

精神力が強い
正義感がある
思いやり・優しさがある

関連資格

家庭裁判所調査官になるには

現行の家庭裁判所調査官補採用?種試験は2011年で廃止される。2012年度からは,裁判所職員採用総合職試験・一般職試験に再編され,総合職試験に院卒者試験と大卒程度試験の2種類が設けられる。総合職試験の「人間科学」区分で採用されると,家庭裁判所調査官補として裁判所職員総合研修所家庭裁判所調査官養成課程に入所し,同養成課程を修了した者は,家庭裁判所に任命される。

こんな声も

罪を犯した少年との対話は簡単ではありませんが,広い心をもって接することによって道は開けます。

自らの報告書によって,他人の人生が左右されるという仕事の重みをしっかりとわかる人になってほしいと思います。