海上保安官は「海の警察官」とも呼ばれているんだ。排他的経済水域に入ってきた船を追い出したり，遭難した人を助けたりする警備救難業務は一般にも良く知られている。他に，船が安全にえい航できるように灯台や航路標識を設置するなどの交通業務，海底の地形を測量したり，海図を作成したりする水路業務なども行っているよ。また，海上保安庁には一般事務職にあたる職員がいないため，そうした仕事も担当する。近隣隣国との良好な関係を築き上げるためにも，海上保安官の役割はますます高まっていくだろう。

向くタイプ

正義感が強い
体力がある
忍耐力がある

関連資格

海上保安官になるには

海上保安大学校学生採用試験か海上保安学校学生採用試験に合格した後，海上保安大学校か海上保安学校に入学する。

こんな声も

日本の海を守るという役割は非常に重い。責任感がなければ務まりません。