消費生活アドバイザーは,消費者と企業を結ぶ仕事だ。消費者生活センターなどの公的機関に勤めた場合は,消費者からの相談や苦情を受け,公正な立場で処理に当たる。最近は,悪質な電話セールス,キャッチセールス,訪問販売などが急増しているだけに大忙しなんだ。また,企業に勤めた場合は,商品やサービスに関する相談や苦情の窓口になることが多い。一つひとつの意見にしっかりと耳を傾けることが大切。苦情から,よりよい商品やサービスが生まれることもあるんだよ。
向くタイプ
知識が豊か
考えが偏らない
適切な判断力がある
関連資格
消費生活アドバイザー(公的資格) ※有効期限は5年であり,更新するには,更新講座を4単位講座以上受講しなければならない。
消費生活アドバイザーになるには
自治体の消費生活センター,商品テスト機関,デパート,スーパー,メーカーなどの企業に勤務する。
こんな声も
消費者の中にもクレーマーと呼ばれるような人もいます。常に公平・中立を心がけることが大切です。