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職業イメージ
手話通訳士

全国には聴覚が不自由な人は約29万人いる。手話通訳はそのコミュニケーションを手助けする仕事だ。健聴者が話す言葉を手話で聴覚障害者に伝え,聴覚障害者の手話を話し言葉にして健聴者に伝える。福祉関連施設をはじめ,病院,テレビ局や裁判所など,活躍の場は広い。テレビでニュースを伝える手話通訳士の姿を目にしたことがある人も多いはず。ただし,正規職員として働いている人は少なく,派遣やボランティアとして活動している人が多いんだ。手話通訳自体は,「手話通訳士」資格がなくても行うことができるが,採用の必須資格とされることもある。

向くタイプ

気くばりができる
国語力がある
頭の回転が速い

関連資格

手話通訳士(公的資格)。3年程度の手話通訳経験がないと合格は難しい。「手話通訳士」を名乗ることができるのは,厚生労働大臣認定の手話通訳士試験に合格し,手話通訳士として社会福祉法人聴力障害者情報文化センターに登録した人に限られる。

手話通訳士になるには

公的機関が開催する手話通訳者養成講座などを受講したり、手話サークルなどに参加したりして学ぶ。福祉関係の大学や専門学校などで、手話通訳を専門的に学ぶ方法がある。

こんな声も

意外に知られていませんが,手話にも方言があり,それが原因でうまく意思疎通できないこともときどきあります。