スポーツ施設で,利用者に技術の指導を行う。テニス,水泳,エアロビクス,マシンエクササイズなどがある。事故が起きないように安全面を管理することも大切だ。以前は,スポーツクラブに通うのはエキスパートというイメージが強かったけど,近年は,健康維持やダイエットを目的とした利用者も多い。また,高齢者の利用も増加している。スポーツ施設で正社員として働くほか,フリーとしてレッスンごとの契約を結んで働く道もある。
向くタイプ
スポーツが好き
身体能力が高い
社交的である
関連資格
公認スポーツ指導者(公的資格)。(財)日本体育協会が主催している。対象となる競技は,陸上競技,水泳,サッカーなど全33競技。競技ごとに認定され,6段階にわかれている。地域のスポーツクラブ等で特定の競技の指導にあたるのが目的なら,指導員・上級指導員を取得したい。その他,役割に応じて,コーチ,上級コーチ,教師,上級教師の資格がある。
スポーツインストラクターになるには
スポーツ施設などに就職する。得意なスポーツがあったり,トレーニングについての専門知識をもっていたりすると,有利になることが多い。
こんな声も
必ずしも運動が得意でない利用者も多くいます。相手の身になって,やさしくアドバイスすることが大切です。