平成22年夏(6月〜8月)の水難者数は1010人。うち死者・行方不明者は443人。こうした悲劇を少しでも減らすために活動しているのがライフセーバーだ。溺れた人を助けるだけでなく,事故を未然に防ぐための監視や指導を行う。広い意味ではこうした活動を行う人すべてを指すが,ライフセーバーの資格を取得した人のみを意味することも多い。人命にかかわる日本ではまだまだ十分に重要性が認知されていないこともあり,アルバイトやボランティアでやっている人も多いんだ。
向くタイプ
使命感がある
冷静である
体力がある
関連資格
アドバンス・サーフ・ライフセーバー(民間資格)特定非営利活動法人 日本ライフセービング協会認定。講習によって認定を受ける。ライフセーバーとして,海岸での救助活動に必要な基礎的な技術を学ぶ。日本ライフセービング協会ではこの他に「アドバンス・サーフ・ライフセーバー」等の資格を認定している。
ライフセーバーになるには
ライフセービングクラブに参加し,パトロールメンバー募集の情報を得るなど。
こんな声も
救助に必要な技術を磨くための競技会も実施されています。