せっかく斬新な発明したのに,儲けたのはマネをした人だった。そんなことにならないようにするには,特許庁から特許を得る必要がある。けれども,その手続きはかなりややこしい。そこで,弁理士が発明を行った人や企業から依頼を受けて,発明説明文書を作り,特許庁に対する手続を代行をするんだ。特許申請の案件は,科学関連が多いので,理工系出身の弁理士が多いんだよ。弁理士は特許の他に,実用新案や意匠,商標などの知的財産を幅広く扱うんだ。特許事務所や企業の特許部門に勤務するほか,独立もできる。
向くタイプ
書類作成能力がある
法律に明るい
理工系に強い
関連資格
弁理士(国家資格)※必須
弁理士になるには
弁理士試験に合格する,弁護士資格をとる,特許庁に入り,審査官等の仕事に7年以上従事するという3つの方法がある。資格取得後は,特許事務所や企業の特許部門で仕事をする。独立開業の道もある。
こんな声も
立体商標が認められるなど新しい動きもあり,ますます仕事が増えていきそうです。