弁護士は法律知識を生かして,依頼人の権利や利益を守るべく活動する。その代表は裁判活動だ。裁判には,国家が罪を問う刑事事件(窃盗・傷害・脱税など),人と人とのあいだで起こる民事事件(遺産争い,お金の貸し借りに伴うトラブルなど)があるけど,弁護士はどちらでも活躍するんだ。企業の顧問弁護士として,法律面からアドバイスを行うこともある。また,プロ野球選手の代理人として契約交渉できるのは弁護士だけなんだよ。
向くタイプ
正義感が強い
意志が強い
論理的思考力がある
関連資格
新司法試験 ※「なるには」を参照
弁護士になるには
2006年にスタートした新司法試験に合格(※法科大学院修了5年以内に3回の受験が認められる)し,1年間の司法修習を終えた後,弁護士会に弁護士登録するのが一般的。弁護士事務所に就職するケースが大多数。経験を積めば独立もできる。
こんな声も
世論とのギャップに悩みを感じることも少なからずあります。