作業療法士はOTと呼ばれ,病気や事故により身体または精神に障害のある人,発達期に障害のある子ども,高齢によって障害が出てきた人などに対し,手芸,工芸,編み物,陶芸などを通しての支援を行うリハビリテーションの専門家だ。「日常生活を送れるようになる」「職場復帰をめざす」「発達に応じて社会生活に必要なことを身につける」・・・など作業療法を受ける目的はさまざま。常に相手のことを第一に考え,目的に応じた訓練を行っていくんだ。職場としては,医療機関・老人福祉施設・身体障害者福祉施設・知的障害者福祉施設などがある。
向くタイプ
忍耐力がある
世話をするのが好き
思いやりがある
関連資格
作業療法士(国家資格)※必須
作業療法士になるには
4年制大学,短期大学(3年制),専門学校(3年制,4年制),特別支援学校(視覚障害者が対象)といった養成校のいずれかを卒業後,作業療法士試験(国家試験)に合格する。
こんな声も
患者さんに対する心理的なケアは非常に大切。表情やしぐさから,相手が本当に思っていることを理解できる豊かな感受性が必要です。