映画づくりの中心人物だ。シナリオに従って,絵コンテと呼ばれるイメージ画を描いていく。ロケ地の選定,俳優はもちろん,照明・音楽・撮影などのスタッフの選定にも関わることが多い。制作中は俳優に対して納得いくまで演技指導を行う。撮影が終了したあとは,編集や録音についても指示を出す。飛躍的に進化したCG(コンピュータグラッフィック)技術をいかに生かすかも重要なポイントだ。背景はすべてCGということもある。近年は世界的に注目を集める若手監督が増えている。
向くタイプ
芸術センスがある
独創性がある
リーダーシップがある
関連資格
映画監督になるには
大学の映像学科や映画専門学校で勉強した後,映画制作会社や制作プロダクションに入り,先輩監督の助手をしながら助監督から監督へとなっていくパターンが多い。
こんな声も
芸術性の高い作品を撮りたいという人は多いですが,チャンスは決して多くありません。