書道家ともいう。筆と墨を使って字を書くことを職業としている人。ほとんどの書道家は書道教室で生徒を教えることによって生計を立てている。指導者になるには,団体や流派が認定する指導者免許を取得することが必要だ。一方で,自らの作品を個展やギャラリーで販売したり,商品のラベルや本や映画などのタイトルなどに使われる文字を書いたりして収入を得ている人もいるよ。最近は枠にとらわれない作品によって,注目を集める若い書家も現れている。
向くタイプ
集中力がある
直感が鋭い
努力家である
関連資格
毛筆書写検定(民間資格)財団法人 日本書写技能検定協会認定。5級・4級・3級・2級・準1級・1級の6つの等級がある。教室を開くには1級を取得したい。
書家になるには
書道教室塾などで基本的な技術を学んだのち,展覧会やコンクールに出展する,書道団体の認定制度を受けるなどの方法がある。
こんな声も
毛筆で書かれたラベルは身の回りにたくさんあるはず。書家の活躍の場は想像以上に広がっています。