プロゴルファーには，トーナメント大会に出場して，賞金を得る「トーナメントプロ」とアマチュアにゴルフを教える「ティーチングプロ」がいる。人々の注目を集めるのはトーナメントプロだが，賞金だけで生活しているのはごく一部という厳しい世界だ。半面，体力の衰えを，経験や技術でカバーできるスポーツであるため，中高年になっても好成績を収める選手もいるよ。近年，注目を集める若手選手の多くは，幼少時から英才教育を受けて育ったケースが多い。

向くタイプ

ゴルフが好き
体力がある
健康管理ができる

関連資格

資格認定プロテスト（民間資格）。「なるには」を参照のこと。

プロゴルファーになるには

トーナメントプロになるためには，男子は日本プロゴルフ協会（PGA），女子は日本女子プロゴルフ協会（LPGA）が実施する資格認定プロテストに合格する必要がある。（※アマチュアがプロの大会で優勝した場合に，テストが免除される例外も）。ただし，トーナメント出場の権利を得るには，クォリファイングトーナメントに出場し，出場順位を獲得する必要がある。

こんな声も

トーナメントに参加するチャンスに恵まれないため，ティーチングプロとして働いている人も多いです。