小学校の先生のこと。みんなもよく知っているようにすべての科目を1人で教える。だから,幅広い知識が求められるんだ。少子化の影響で担任として担当する生徒の人数は減少しているので,以前より一人ひとりに目が届くようになっている。これからの時代を担う子どもたちを育てるやりがいはとても大きい。けれども,不登校になる子どもが増えていることや,いわゆる「学級崩壊」「モンスターペアレント」の問題もあり,苦労が多いのも事実なんだ。99%の小学校が公立なので,ほとんどが公務員として働くことになる。
向くタイプ
子どもが好き
思いやりがある
熱意がある
関連資格
教職課程を履修し,専修免許状(大学院以上)・1種免許状(大学以上)・2種免許状(短期大学以上)のいずれかを取得するのが一般的。教職課程を履修していない人でも小学校教員資格認定試験に合格すれば第2種教員免許を取得できる。
小学校教諭になるには
教員免許を取得した上で,地方自治体の採用試験を受けるのが一般的。私立校では独自の採用試験を実施している。
こんな声も
保護者との価値観の相違に悩むことも少なくありません。