日本の代表的な文化のひとつである華道。その先生は取り合わせのルール,美しく見えるための技,花を日持ちさせるための水揚げ法,ハサミの使い方,花器や花台の選び方などを教えていく仕事。華道には,池坊,小原流,草月流,嵯峨御流など,数多くの流派がある。先生は,自宅やカルチャーセンターで教える。結婚式場,ホテル,店舗などでディスプレイを行う人もいるんだよ。以前は花嫁修業として,茶道と華道を学ぶ習慣があったが,現在ではそういうケースは珍しくなりつつある。先生の免許を取得したからと言って,すぐに生計を立てていくのは難しい。
向くタイプ
伝統に興味がある
センスがよい
礼儀正しい
関連資格
教授者免許(流派によって,名称や取得課程は異なる)
お花(華道)の先生になるには
興味のある流派に入り,段階的に免状を取っていく。
こんな声も
どのような流派があるか調べることから始めるのがいいでしょう。