花火師は,花火の製造や打ち上げだけでなく,大会準備や後片づけも行う。「玉貼り3年,星かけ5年」という言葉があり,一人前になるには10年位はかかるんだ。日本の花火技術は世界でもトップレベルであり,花火師は伝統文化を継承していく役割も果たしている。責任ある立場で活躍するには,火薬類保安責任者の資格が必要になる。当然ながら夏場は大忙し。冬は主に製造作業となる。勤め先となる煙火店(花火工場)は,世襲制が多いので,花火師になるのはけっこう難しい。
向くタイプ
集中力がある
責任感がある
美的センスがある
関連資格
火薬類保安責任者(国家資格)。火薬庫の保安管理などの監督者に選任されることが可能になる。
花火師になるには
煙火店(花火工場)に勤める。
こんな声も
強い日差しを浴びながら打ち上げ準備をするのは結構大変。でも,多くの人に喜んでもらえるのは嬉しいです。