とび職とは,工事の現場で足場を組み,鉄骨を組み立てたり,解体作業を行ったりする仕事。「足場とび」「重量とび」「鉄骨とび」などにわかれている。高所を自在に動き回ることから,「現場の華」と称される。危険が伴う仕事なので,高い安全意識が求められるんだ。年を取り体力的に厳しくなってからは,現場を離れ,人材育成などを担当することも多い。ちなみに江戸時代には,とび職が火消しとしても活躍していたんだよ。
向くタイプ
敏捷である
体力がある
安全意識が高い
関連資格
とび技能士(国家資格)。1級,2級,3級がある。
とび職人になるには
とび職人のもとで修業する。職業訓練校などで技能を身につけておくのもよい。
こんな声も
当たり前ですが,高所恐怖症の人には向いていません。