電気工事の仕事には,外線工事と内線工事がある。外線工事では電柱に登ったり,高所作業車を使ったりして,新しい電線を取り付けけたり,古い電線を新しいものに交換したりする。電柱を建てるところから始めることもあるんだよ。内線工事は屋内の配線や照明の取付などを行う。新築の内線工事は工事の終盤に行われる。建物の竣工予定日に間に合わせるために,長時間作業しなければならないこともあるんだ。漏電や感電を起こさないように作業には細心の注意が求められる。
向くタイプ
電気工事士(公的資格)。第一種と第二種がある。第二種は住宅や店舗などの配線を取り扱うことができる。第一種取得者は大規模なエ事や工場,デパートなどの構内配線,変電室の配電などの電気工事を取り扱うことができる。
電気主任技術者(公的資格)。事業用電気工作物(電気事業用及び自家用電気工作物)の設置者(所有者)に求められる。第一種,第二種,第三種がある。第一種を取得すれば,すべての事業用電気工作物を設置できる。
関連資格
体力がある
正確である
細かい作業が得意
電気工事士になるには
電気工事会社に入社する。専門学校などで電気工事系の専科コースに進むのもよい。卒業と同時に第2種電気工事士の資格を取得できるところが多い。
こんな声も
自分が関わった建物に明かりが灯っているのを見るとほっとします。