タイル張りの作業は,モルタル(セメント・砂・水を混ぜたもの)を下地に塗り付け,接着剤を塗り,その上にタイルを敷き詰め,モルタルが硬化してから目地を詰める。レンガ積みは,基礎の上にモルタルを敷いてから,レンガを積んでいくんだ。共通点が多いことから両方を行う人も多い。最近では,コストを削減するために工場で生産したレンガ風・タイル風のパネルを建物に張り付けることも増えているけど,熟練技で完成させた本物との違いははっきりしているよ。
向くタイプ
体力がある
手先が器用
丁寧である
関連資格
タイル張り技能士(国家資格)。1級と2級がある
れんが積み技能士(国家資格)。
技能の証となるので,昇進・転職などにプラスになる。
タイル工・レンガ工になるには
タイル・レンガの専門施工業者などに就職する。タイル工の場合,職業訓練校で腕を磨いておくとよい。(レンガ工は職業訓練校がない)
こんな声も
高級感のある建築物を手がけることが多いので,できあがったときの気分は最高です。