神社を管理し,祭祀を司るのが神職の役目だ。神社ではたくさんの祭祀を行っているんだ。具体的にいうと,神様に一日に二度の食事を出す日供祭,国の平安と氏子の安泰を祈る月次祭,年に1〜2度開かれる例大祭,五穀豊穣を祈る祈年祭,収穫を感謝する新嘗祭,半年に一度心身の穢れを祓い清める大祓など。さらに,個人から依頼を受けて地鎮祭や婚礼なども行うんだ。近年,少しずつではあるけど,社家とは関係のない家庭で生まれ育った人が神職をめざすケースが増えているよ。
向くタイプ
神道に関心がある
伝統を尊重する
敬虔である
関連資格
直階・権正階・正階・明階・浄階という5つ階位がある。一般の神社の宮司になるには正階以上が必要。
神職になるには
神道学科のある大学(國學院大學・皇學館大學)もしくは神職養成所(2年間)で学び,神職の資格を得るのが一般的。
こんな声も
神道に対する正しい理解を広めていくことが大事です。