出家して仏門に入り,仏道を究めるために修行をしたり,仏式による葬式や法要,結婚式,墓の管理などを行ったりする人。江戸時代に確立された檀家制度により,寺院と地域住民とは強い絆で結ばれていたけど,現在は宗教観の変化などにより以前ほどではなくなってきているんだ。なお,僧侶には本来は厳しい戒律を守ることが求められるが,現在は一般の人々と変わることのない生活をしている場合も多い。寺院の子弟が継承することが多いものの,在家信者から僧侶になることももちろん可能だよ。
向くタイプ
求道的である
品行方正である
慈悲の心がある
関連資格
宗派により異なる
僧侶になるには
宗派によって異なるが,修業機関に入るか,大学で学ぶのが一般的。師僧を必要とすることが多い。
こんな声も
自殺防止の相談に乗るなど,新たな取り組みを始めている僧侶もいます。